日本画の三大画壇~院展・創画会・日展~
日本画の三大画壇~院展・創画会・日展~ 嫌な話かもしれませんが、「日本画」の権威 についてお話します。 日本画の世界には「画壇」というものが 付きまといます。 「院展」「創画会」「日展」の3大美術団体です。 その中で「日 …
日本画の三大画壇~院展・創画会・日展~ 嫌な話かもしれませんが、「日本画」の権威 についてお話します。 日本画の世界には「画壇」というものが 付きまといます。 「院展」「創画会」「日展」の3大美術団体です。 その中で「日 …
日本画には重要な~写生~ 古来より日本画においては、「写生」が重要とされています。 洋画でいう「デッサン」です。 日本画では、「ものをよく見て、構造を把握する」という 意味での写生で、洋画とは少し違う意味かもしれません。 …
絵画を補強する~裏打ち~ 「裏打ち(うらうち)」って聞いたことが ありますか? 布や紙を使って元の紙や布を補強することです。 一般的に使われている言葉です。 今回は絵画の「裏打ち」についてご紹介いたします。 雲肌麻紙に描 …
柔らかい感触の日本画用~筆~ 日本画には日本画用の筆があります。 例えば、このような筆があります。 「玉蘭(ぎょくらん)」「彩色筆(さいしきふで)」 「即妙筆(そくみょうふで)」 「削用筆(さくようふで)」 「面相筆(め …
透けて見える基底材~絹~ 日本画には独自の基底材があります。 それは「絹」です。 「絹本(けんぽん)」「絵絹(えぎぬ)」と言います。 絹の歴史は紀元前にもさかのぼります。 古代中国で開発されたものです。 昔はほとんどの絵 …
暖かい風合いの基底材~麻紙~ 日本画の基底材といえば、「和紙」を 思い浮かべるのではないでしょうか? 「和紙」に他にも「絹」や「板」などもありますが、 今回は「和紙」に注目してみましょう。 「和紙」という名称は明治時代に …
鮮やかな色彩の日本画材~水干~ 水干とは、白色顔料や胡粉に染料を着色したものや 天然の黄土系を原料に作られたものがあります。 水干は主に、岩絵の具の下地に使われます。 最初の骨描きが終わった後、下地に胡粉を塗り、 その上 …
いろいろなところで使われる~箔~ 箔といえば、「金箔」「銀箔」「プラチナ箔」 「洋箔」「アルミ箔」「銅箔」と次々に 思い出されます。 日本画のほかにもフレスコ画などに使われています。 私は箔の本場、金沢から取り寄せていま …
日本画の代表的な絵の具は岩絵の具 日本画画材で最も特徴を表すのが「岩絵の具」です。 岩絵の具は天然の岩石を砕いて絵の具にしています。 天然石で色が限られていますが、現在では ガラスに着色して砕いている「新岩絵の具」 がほ …
膠って何? 日本画を描く時にとても重要な画材の一つに 「膠(にかわ)」があります。 これは、画面と岩絵の具を接着する糊の役割 をします。 「膠(にかわ)」とは、主に牛などの皮、骨、腱 などから作られているコラーゲンです。 …