女流画家山田久美子の日本画壇デビュー
女流現代日本画家の山田久美子です。
今回は私の日本画壇のデビューについて
お話しします。
私が日本画壇「創画会」に入選したのは、
大学院の時です。
春季創画会に入選した作品は「夢の結末」
というタイトルで日本橋高島屋で展示されました。
23歳の時でした。
入選通知が届いたときは、
嬉しくて母親に電話しました。
その後、秋季創画会と翌年の春季創画会に
3回連続入選しました。
「創画会」というのは、「日展」「院展」と
同様の日本画専門画壇で、
そこには多くの日本画家のスターがいました。
その仲間入りを果たしたのでした。
しかし、卒業後、就職活動をしていなかった私は
地獄を見ることになったのです。