ドウサは魔法の液です。
ドウサは麻紙などのにじみを抑え、紙を防水にするための液です。
ドウサの語源はミョウバンのオランダ語「ドウス」から来ています。
ドウサの原料は膠とミョウバンです。
ドウサ液は普通に画材店に売っていますが、作る事も出来ます。
市販のドウサ液は必ず水で薄めてください。原液のままだと、絵を痛めます。
<ドウサの作り方>
膠を作って、そこにミョウバンを入れる。
分量は三千本1本と水700㏄にミョウバン小豆大です。
私が大学で学んだのは、がミョウバンを入れて指でなめると舌がピリッとするぐらいというものでした。
湯煎を掛けて膠にミョウバンを溶かしていきます。
これで荒熱を取ったら完成です。
ドウサは滲み止めのほかにもいろいろ使えます。
例えば、背景に箔を貼った後に、箔の上に絵の具を乗せると箔がはじいてしまいます。
そんな時、ドウサを箔にひいておけば、絵の具が乗ります。
又、画面から絵の具が取れてきたら、ドウサをスプレーで掛けると絵の具が定着します。
銀箔の酸化防止にも使えます。銀箔を貼ったら必ずドウサを引きましょう。
硫黄で銀箔を焼いた場合も、放っておくとどんどん酸化が進むので必ずドウサを引きましょう。
