【特典⑤岩絵の具の使い方】

日本画の特徴は岩絵の具にあります。
日本画の岩絵の具は「番手」というものがついています。
大体3番ぐらいから15番、その上を白(びゃく)と言います。

番号が上がる方が粒子が細かくなっており、明暗も明るくなります。
逆に番号が低いと粒子が荒くなり、明暗も暗くなります。

岩絵の具は混ぜられないと言いますが、同じ番手でしたら、混ぜることも可能です。
番手が低い岩絵の具と高い岩絵の具は混ざりません。荒い岩絵の具が下に沈み、細かい岩絵の具が上に浮いてきます。

岩絵の具を使う時は絵皿に岩絵の具を出して、膠を岩絵の具と1対1ぐらい入れます。
それから中指で膠と岩絵の具を混ぜてなじませます。
なぜ中指かというと、手の指の中で一番力が入りやすいからです。

また、岩絵の具には種類があります。天然岩絵の具、新岩絵の具、合成岩絵の具等あります。
天然岩絵の具は宝石に使われる石を使っています。
新岩絵の具はガラスに着色して砕いたものです。
合成岩絵の具は蛍光色等、日本画では珍しい色が揃っています。